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■ 海賊の話 
KAUぞう こと共同フレイターズの飯塚です。

先週土曜日夜の地震、大きかったですね。

地震直後に点けたテレビでは震源地近くの市街でも大きな混乱は見られない、また津波の心配はないとのことで少し安心していました。

しかしその後の報道では、やはり150人以上も怪我をされた方がいらしたようですし、建物などの損壊、停電、断水、高速道路の閉鎖や鉄道の運休などいろいろと被害が出たとのこと。
さらにその後ちょうど被災地あたりを暴風雪が追い打ちをかけたようで、本当に大変な1週間だったことと思います。

被害を被られた皆様には心よりお見舞い申し上げます。


さて今日はしばらく前から気になっていた「海賊」の話を書こうと思います。

海賊


みなさん「海賊」というとどういうイメージをお持ちでしょうか。
私の場合パッと思いつくのはやはり「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロー船長ですかね。
それと結局30巻くらいだったかで読むのをくじけた「ONE PIECE」。

近くの「おしゃれなスーパー銭湯」的なところ(通じますかね)に全巻揃っていて一気読みを試みたんですが、コミックサイズのマンガ、目が霞んできて読み続けられない体になっていた事実が判明したほろ苦い思い出が伴います。

あと「村上海賊の娘」-これもコミック化されているみたいですが読んだのは小説の方です-もすごく面白かったです。

ということでお話の中の海賊はロマンチックだったり勇ましかったりするイメージが多いですが、今回お話したいのはそんなお話の中の海賊ではなく、現代に存在するリアルな海賊についてです。

最近「海賊」が改めて気になったきっかけがこちらの記事です。
https://www.jmd.co.jp/article.php?no=264306
補足すると、海賊に襲われたのは独ハパックロイドのチャーターコンテナ船「MVモーツァルト」。


記事の中にもあるように、ギニア湾では海賊事件が頻発していて、昨年だけで130人の船員が誘拐されているそうです。

現実の海賊は「ロマンチック」などとは程遠い、世界の物流を担っている船員の方たちにとってはとんでもない現実的な脅威です。

その後海賊関連の報道を少し注意してみていたところ、ギニア湾の海賊事件は断続的に報じられていました。
2/13の日経朝刊でも「西アフリカ沖 海賊多発 船員誘拐 海運コスト押し上げ」というタイトルで4段のスペースを割いて背景を含めて詳しく報じています。

アフリカの海賊というと思い起こすのがソマリア沖です。ソマリアはアフリカ大陸がアラビア海に突き出ているところで、「アフリカの角」などという呼び方を聞いたことがあるかと思います。

アラビア半島とアフリカ大陸の間にある紅海から、アラビア海、インド洋に抜けるこのソマリア沖アデン湾が海賊の頻発海域として有名でした。

ソマリア沖の海賊は2005年頃から大きな問題となり、客船がロケット弾で攻撃されたりコンテナ船が襲撃され船員が拉致されたりという事件が多発しました。

これに対して米国を始めイギリス、インドなど各国が海軍を派遣。日本も自衛隊を派遣したので記憶に有る方も多いのではないかと思います。

そのため最初「アフリカ、ギニア湾」と聞いた時、あの周辺かなと思ったんですが、Google Mapで検索してみたら全然違いました。アフリカ大陸を挟んだ反対側、大西洋に面したところなんですね。

アフリカ大陸が西側に出っ張ったところから海が食い込んで南にぐいっと下がる、その上辺あたりです・・・て、もし興味があれば地図を見てもらったほうが早いですね。

日本人・・・と一般化しては何なんで私にとっておなじみの国としては、ナイジェリア、ガーナなどがギニア湾に面しています。
・・・因みに海運絡みの仕事をしていてもアフリカ大陸の地図や地理って全然頭の中にないことがよくわかりました。

いまはソマリア沖の方の海賊は各国海軍が取締を続けたことでかなり活動が縮小しているそうですが、それに変わって今度は大陸の西側、ギニア湾の海賊が大きな問題になっているということです。

しかもソマリア沖については事実上ソマリア政府が機能していないために各国の軍隊が介入して取締を行うことができま
した。
しかしギニア湾についてはちゃんと主権国家が機能しているナイジェリアやベナンなどの領海になるため、外国の海軍が勝手に入って取り締まることができないとのこと。

それじゃあそれらの国に「しっかり取り締まれ」と文句を言えばいいかと言うと、コロナウイルスの蔓延や産油国であるナイジェリアは原油価格の低迷で経済が大打撃を受けておりとても海賊対策に手が回らない状態とのこと。

ここでもまた、新型コロナ禍の影響が出ていると言えるようです。


・・・以上気になっていたことについてちょこっと調べて書いただけで特に落ちや結論はないんです。
強いて言うと前回に続いて、世界中で船員のみなさんが危険に立ち向かいながら物流を担っていることに気付かされたということでしょうか。


いかがでしたでしょうか。

読んで、少しは「へぇ」と思っていただけたのであれば幸いです。

引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。


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[2021/02/19 15:42] | 時事ご案内 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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