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■ 行く人来る人
2月も終わりとなり、日差しも伸びて少し春めいてきたでしょうか。

季節の変わり目、これからの時期、雨や風や、さらには花粉など、
それなりに落ち着いていた冬に比べて、毎日天候が気になるようになりますね。

3月に入ると卒業式のシーズンです。
そして4月には新入学、新入社のシーズンを迎えます。

今回は業界ネタから離れて、ちょっとそんなことについての話を書きます。


何度かこのブログでも「新入社員まだ募集中です!」とか書きましたが、
お陰様で1月に3人目の内定者が決まり、2018年4月は予定通りの採用をすることが出来ました。

昨年2名、今年5名と、この2年で合計5名のフレッシュな新人を採用できたんですが、一方で去っていく方もいました。

昨年11月には、当社の前身である富士浅野海運時代に大学新卒で入社された大先輩が、定年退職を迎えました。

また、こちらがメインの話になるのですが、昨年9月、現役の取締役会長である小池憲二会長が急逝されました。

ちょうど70歳。

高卒で富士浅野海運に入社され、35年前に共同フレイターズがそこから分社した際に当社に移られ、そこから叩き上げで社長、そして会長までなられた方です。

18歳から70歳まで。実に52年間、当社に、そしてこの業界一筋ににいらしたことになります。

ホームページと公式FBページでも告知させて頂いたのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、先週金曜日2月23日にその「小池憲二を偲ぶ会」を横浜中華街にあるローズホテル横浜にて開催させていただきました。


こういう会についてどういう表現をすればよいのかよくわかりませんが、大変「盛会」で、たくさんの方にお出でいただき、大変立派なお別れの会を行うことが出来ました。

現社長の挨拶に始まり、30数年来公私ともにお付き合いのあったお客様や業界で50年来の付き合いがあり、一時期当社の取締役も務めて頂いたOBの方など、計5名の方から追悼のお言葉を頂きました。

みなさん大変感動的で、会長のお人柄が偲ばれるエピソードやお話を頂いたのですが、KAUぞうが中でも一番うるっと来そうになったのが、始めの方で紹介した、昨年11月に定年退職された先輩のお話でした。

いくつかされた思い出話の中で、特に記憶に残ったのがこんなエピソードです。


もう30年以上も前、先輩が横浜支店で輸入通関を担当されていたころ、小池会長が直属の課長だったそうです。

ある時輸入申告で大失敗をしてしまい、本来より100万円も多く税金を納めてしまった。
これはもう責任を取って会社を辞めるしかない、そこまで思い詰めていたところ、当時課長だった小池会長から、

「明日一緒に税関に話に行ってやる。そのかわり朝7時に会社に来い」

と言われたとのこと。

言われた通り翌日朝7時に出社すると、小池会長は一人で机に向かって仕事をしていて、特に声をかけてくるわけでもない。

税関が開くのは8時半ですから、それまでどうするのだろうとは思っていたのですが、小池会長は黙々と仕事をしているだけ。

仕方がなく、自分の机で、どうなるのかという不安を感じながら、じっと座って待っていたそうです。

8時半前になると、小池会長は「それじゃあ行くか」と声をかけてきて、一緒に税関に向かいました。

税関に話をしたところ、幸い寛大な処置を頂き、加納税分については他の申告の税金に充当することを認めてもらうことができ、会社に損害を与えずに済むことが出来ました。

帰り道、ようやくほっとした先輩に小池会長は声をかけ、

「お前は7時に来いと言ったらきちんと時間通りに来てくれた。
俺が黙って仕事をしている間も自分の席に座って、不安な思いと向き合いながらじっと待機していた。
そういうお前の気持ちが税関に伝わったんだぞ。」

と言ってくれたとのこと。


・・・・なんでしょう、今の時代の、効率性とか、すぐに再発防止策がどうとか、もちろんそういうことも大事ですが、それと違った時代の、違った世界の、仕事との向き合い方、「上司」と言う存在のあり方がしみじみ伝わってくるエピソードで、不思議な感動を覚えました。

KAUぞうも、昨年や今年の新入社員に、ウン十年後にこんな素敵なエピソードを語ってもらえるような立派な上司になりたいなと思います。

・・・・逆にすぐ上司になられちゃったりして・・・・・。



いかがでしたでしょうか。
読んで、少しは「へぇ」と思っていただけたのであれば幸いです。

引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。



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[2018/02/28 11:03] | 共同フレイターズに関して | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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