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■ 物流効率化の話 その1
「 物流効率化の話 その1 」

春一番も吹き、SNS上で梅の花の写真などもちらほら見るようになりました。
まだまだ寒い日もありますが、ちょっとずつ春が近づいて来ているようですね。

この時期、毎年旧正月・「春節」の影響で結構ピタッと輸出入が止まります。
そして明けると、また、どっと貨物が動き出します。

その旧正月の日にちなんですが、去年は2月8日、今年は1月28日、来年は
2月16日と結構毎年ずれるんですね。

今年は1月末と早かったので、年明けから旧正月までが結構バタバタでした。

来年は2月半ばと半月以上遅いので、今度は3月の年度末に向けてドタバタな
展開になりそうな気がします。


さて、最近物流関係でいくつか大きな事件がありました。

一つはアスクルさんの埼玉県三芳町の物流拠点の火災です。
まさかあれほど燃え続けるとは思いませんでしたよね。

出火の原因や初期消火が出来なかった理由など、今後検証が行われていくと思いますが、窓の少ない最新式の倉庫で起きた予想外の災害でした。

それともうひとつ。

こちらは「事件」というのではないのですが、

「ヤマト運輸の労組が宅配便の引き受け抑制を要請、これを受けて会社側も貨物引き受けの抑制を検討する」

というニュースです。

背景にはご存じのとおり、インターネット通販の急拡大があります。

ヤマトさんも貨物の取り扱い量が増えたにもかかわらず、人手が足りずに外注費が増えたために逆に利益が減るという状況になっているとのこと。

そんな動きもあって、物流の業界紙だけではなく、一般の新聞などでも物流量の急速な増加と、ドライバーの人手不足の問題が大きく取り上げられるようになってきました。


KAUぞうのところは利用運送業ですので、石材など一貫でご依頼いただいている貨物について一部自社で配達を行っている以外は、運送は基本的に全て外注業者さんにお願いしています。

トラックや数カートンとかの小口の運送もありますが、お願いしている中で一番多いのは海上コンテナの輸送です。

海上コンテナについては以前このブログでも書きましたので、よろしければご参照下さい。
http://kaucustoms.blog.fc2.com/blog-date-201404.html


この海上コンテナを運ぶのは、「ドレー」と呼ばれるトレーラーです。
これを運転するためには、大型と牽引の免許が必要です。

そしてこのドレーのドライバーも、ここ数年不足が問題になって来ているんです。

KAUぞうのところでお願いしている業者さんでも、「車両はあるけれどドライバーがいないので依頼を受けられない」なんて話を時々聞きます。


トラックもそうですが、ドライバーになる方が少ない最大の理由は拘束時間の長さのようです。

特に海上コンテナの場合、東京港の混雑が原因で、港でコンテナを積み混んだり、降ろしたりするための待ち時間が大変長くなっています。

もう何年も前になりますが、一番ひどい時期にはコンテナ1本積んでもらうのに5時間待ち、などと言う話もありました。

最近は普段の日は比較的混雑が解消されているようですが、年末年始明けや旧正月前、旧正月明けなど、休みが続くとすぐに混雑してしまいます。

また、順番待ちのドレーが道路に列を作っている為、港周辺の道路の渋滞も問題となっています。


「働き方改革」が政府からも大きなテーマとしてあげられ、残業時間の上限について規制の強化も進む見込みです。

「ワークライフバランス」などと言う言葉も良く聞くようになりました。

そんな中、物流業界においてもドライバーの確保と残業時間の削減が差し迫った課題となってきています。


ということで、非常にタイムリーかと思いますので、これから何回かに分けて、特に海上コンテナの陸上輸送にまつわる「効率化」の話について書いてみようかかと思っています。


ちなみにKAUぞうの好きな言葉の一つに、

「予定は未定であり、仮定であって決定ではない」

と言うのがあるのを申し添えておきます・・・・・。


いかがでしたでしょうか。

読んで、少しは「へぇ」と思っていただけたのであれば幸いです。

引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。


通関業務代行・輸入手続・輸出手続を代行 します。国際規格とIT化でエキスパートがサポートします。
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[2017/02/28 17:37] | 通関業・基本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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