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■KAUぞうの通関業・輸出入手続きの情報|台風のお話

7月です。夏です。夏休みです。

またもやすっかりご無沙汰のKAUぞうです。

別に早目の夏休みを取ってたわけではないんです。


命の、次の次の次の次の次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・の次くらいに大切なこのブログが
書けないほど、忙しい日々が続いていました。

原因の半分はこの季節、決まってやってくるアイツ、そう、台風のせいです。


ここのところ毎年思うんですが、どんどん台風増えてませんか?

最近だと、台風8号が日本各地に大きな被害をもたらしましたね。


ところでそのあと、台風9号ってのがあったのをご存知でしょうか?

ていうか、そもそも台風って、「あれ?いつの間に10号?」みたいな感じで飛び番でやってくる気がしませんか。

なんでだろう・・・・と考えるまでもなくご存じの通り、発生した台風の内、日本にやってくるのはごく一部だからです。


このブログの一番最初、まだ真面目に書いていたころ・・・じゃなくて、
ごく固いトーンで書いていた頃、「共同海損」についてお伝えした際にもちょっと書いたんですが、
台風は日本に上陸しなくても、海上輸送にとってはものすごく影響を与える困ったちゃんです。


今の時代、人工衛星やレーダーも発達していますし、貨物船が台風に遭遇して難破・・・
なんてことはほとんど起きません。

危険なほどの台風であれば事前の予報できちんと港に退避したりしますし、船自体ものすごく大型化していますから。


ただ、遅れます。

これはもう、容赦なく遅れます。

この遅れに、われわれ通関業者、そして何より貨物を急がれる荷主様は泣かされます。


・・・ここまでは何をいまさらブログに書くの?というくらい当たり前の話ですよね。

ただですね、あまり知られていない話かもしれませんが、実は、船というのは、一回遅れると・・・なんとずっと遅れるんです。

これがなかなかの曲者です。

どういうことかと言いますと、定期航路を走る船は、山手線と一緒でループで走ってるんですね。

たとえば、シンガポールをを出た船が、ジャカルタ寄って、ポートケラン寄って、スラバヤ
寄って、ヤンゴン寄って、東京寄って、千葉寄って、横浜寄って、名古屋寄って、神戸寄って、
大阪寄って、またジャカルタ、みたいな感じです。

こんな風に同じ航路をぐるぐる回るんで「定期航路船」っていうんですが。

ちなみに同じ船でも何回目の航海かというのを区別するため、ボエジ(Voyage )ナンバーってのが必ず船名とセットでついています。

だから一回遅れると、この遅れを取り戻すのがなかなか大変なんですね。

遅れを取り戻すために倍のスピードで走る・・というわけにもいきません。
もちろんある程度は増速したりするんでしょうが、そうするとものすごく燃料を食いますし。

それでどうするかというと、山手線と違って、船は、寄港する順番を変えたり、場合によっては飛ばしちゃったりします。

山手線だったら、「今回は新橋より浜松町の方がお客さん多いから」、とか、「田町は混んでて乗り降りに時間がかかりそうだから」とかいう理由で、「先に浜松町に行ってから新橋に戻ろう」だの、「この際遅れを取り戻すのに田町飛ばしちゃえ」なんてやらないですよね。

でも、船はそういうことやっちゃうんです。

これ、貨物を積んでもらってる側としてはものすごく困ります。

遅れてようやく到着すると思ったら、「今回先に横浜に寄ることになりました」とか、

「この船に乗せるとちょうどお客さんの指示通りの日に相手国の港に着くな」なんて思って
たら、
「この船、その港に寄らなくなりました」なんてなるわけですから。

でもそうしないといつまでたっても遅れが取り戻せないんで仕方がなくはありますよね。


そんなこんなで、日本には上陸しなくても、南の海上で台風が発生するたび、KAUぞうは
ハラハラドキドキ。

結局は、せっかくお願いしたコンテナ輸送用のトレーラーや、せっかく手配した船積みの予定を一から何度もやり直さなきゃならなくて、ブログを書く暇もない・・・という状況になってしまうんですね。


・・・・・今回は全体通して、ブログ更新が遅れた言い訳・・・なんてことはありません・・・よね・・・。


いかがでしたでしょうか。


読んで、少しは「へぇ」と思っていただけたのであれば幸いです。



引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。



通関業務代行・輸入手続・輸出手続を代行
します。国際規格とIT化でエキスパートがサポートします。
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[2014/07/21 20:43] | 時事ご案内 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
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