■ トランプ次期大統領とアメリカ向け貿易の話
「トランプ次期大統領とアメリカ向け貿易の話」

いよいよ年末が近づいてきました。

KAUぞうのところ、東京本社では有線放送で音楽を流しているんですが、11月に入った途端にクリスマスソングが流れ始めました。

昼間オフィス内にたくさん人がいる時には音楽はほとんど気にならない・・・というか気づきません。

だけど朝一番の人が少ない時や、夜ほとんどの人が帰って少人数で残業している時にはやたら音楽が耳につきます。

朝デスクに付くなり「もろびとこぞりて」だのが流れると、ちょっと楽しいような、違和感があるような。

さらに「早く帰りなさいよ」と言うのを促す意味で、18時には「遠き山に日が落ちて」、20時には「蛍の光」が流れます。

たまに遅くなって「蛍の光」を聞くと・・・・むかつきます。

「勝手に本日の業務を終了するな!」「こっちはまだ仕事が残ってるんだっ!」って感じです。

・・・・・実はこの設定を提案したのはKAUぞうなんですが・・・・・。

ちなみに有線を流しているのは、おしゃれで素敵なオフィスを演出する・・・ためではありません。

火災報知機の増設をケチって、パーティションの上のところを閉じなかったんで、会議室とかの声が聞こえちゃうんです。

その、マスキングを目的に導入を認めてもらいました・・・・。


さて、ここのところのビッグニュースと言えば、何と言ってもトランプさんが米国次期大統領に決まったことですよね。

大統領当選にももちろんびっくりしたんですが、それ以上に、

株が一回暴落したかと思ったらまた高騰したり、

円高が進んだと思ったらまたドル高になったり、

結果としていまのところ経済に好影響なのが意外と言うか驚きです。

なんかもっととんでもないことになるんじゃないかと漠然と思ってました。


KAUぞうのところの仕事、貿易や国際物流との関連で言うと、

「国内の雇用を守るために中国からの輸入品に高率の関税をかける」

とか言ってるわけで、ざっくり言って世界的な貿易の拡大には逆風ですよね。

それとはっきりした一番の影響は、これでTPPの発効がほぼ見込めなくなったことだと思います。

この先トランプ大統領のもとで自由貿易体制や世界経済はどうなるのか・・・

なんて話は難しすぎて何も言えないんですが、いま米国向けの輸出ってどうなってるの?って話を少し書こうと思います。


今年から世界的に話題になっている「ブラックフライデー」。
元々は米国におけるクリスマス・年末商戦のスタートイベントですよね。

ここを目掛けて世界中から米国に品物が行くわけで、10月と言うのは米国向け海上貨物のピークシーズンなんです。

でですね、「北米東航」と言われる、アジア18ヵ国・地域発北米向けの貨物について、日本海事センターが発表した10月の統計結果というのがあります。

今年の10月、過去最多です。前年同月比7.3%増。

それじゃあアジア発でどこからの貨物が多かったのかっていうと、

1位 中国(香港含む) 959,290TEU (10.1%増)
2位 ベトナム 85,122TEU (18.2%増)
3位 韓国         68,125TEU (3.6%減)
4位 日本         54,424TEU (5.6%減)  
(TEU=twenty-foot equivalent unit、20フィートコンテナ換算)

韓国と日本は物量的には3位、4位を占めているものの、増えるどころか減ってます。

上位の中でベトナム以上の増加率が6位のタイで43,742TEU(20.5%増)。

「アメリカは日本の最大の貿易相手国」なんてKAUぞうなんかは習って来たんですが、実は、
2004年に輸出入合わせた貿易額では、対中国が対米国を抜いてるんですね。

2015年の統計では、対中国が37.1兆円対して対米国は23.3兆円。
割合で言うと、対中国が24.1%に対して対米国は15.1%にまで落ちています。

もっともこれは日本との直接貿易が減ったというだけで、日本企業が米国内に工場を作ったり、中国やASEAN各国に作った工場から輸出したりしているんで、そのままの割合で日本経済にとっての米国の重要性が落ちているというわけではありません。

ただ、「物流」と言う面でみるとこうなるんですね。


いろいろ賛否はありますが、TPPはGDPで世界の4分の1を占める米国が先頭に立って、
非常に大きな枠で自由貿易を推進しようという試みでした。

それが一転自国優先の保護主義の方向に・・・。

これからどうなっちゃうのか、国際物流の仕事に関わっているから、と言うだけではなくとも心配です。


いかがでしたでしょうか。

読んで、少しは「へぇ」と思っていただけたのであれば幸いです。

引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。


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[2016/12/01 11:13] | 時事ご案内 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
■ 女性の活躍と通関業界
「女性の活躍と通関業界」


一気に寒くなってきました。

KAUぞうのところでは10月までクールビスと言うことにしているのですが、10月最後の
1週間はCOOLどころかCOLDでしたね。

急に気温が低下したので、体調を崩す人間もちらほら出て来ています。
電車の中でも、咳き込んでいる方を見かけることが多くなってきました。

皆さまも風邪などひかぬよう、どうぞご自愛くださいませ。

ちなみにKAUぞうは、まわりの人間がゴホゴホやったり、具合が悪くて休んだり早退し
たりしている中、なぜかまだ全然風邪をひいていません。

・・・決して〇〇だからではありません・・・と思います。


さて今日は、ちょっと唐突に思われるかもしれませんが「女性の活躍と通関業界」
のお話です。


10月6日、物流業界紙「カーゴニュース」が「財務省関税局 通関業務の在宅勤務
の可能性を検討、通達整備へ」とのニュースを配信しました。
http://cargo-news.co.jp/contents/code/161006_3

詳しい内容はリンクの記事を見て頂くとして、ちょこっとだけ経緯について説明したと
ころを引用すると、

「通関業界での在宅勤務への関心の高さや政府による女性の活躍やテレワーク推進
等の背景も踏まえたもの。」

とのこと。

安倍首相が打ち出した「一億総活躍社会の実現」。
その中身としての、「働き方改革」や「女性活躍」等々の具体化が、通関業界にもやっ
てきたわけですね。

ちなみに、ご存知の方も多いと思いますが、従業員301人以上の企業に、女性活躍に
関する数値目標や行動計画の策定を義務付ける「女性の職業生活における活躍の推
進に関する法律」(通称:女性活躍推進法)が昨年8月の国会で成立。
今年の4月から施行されています。


でですね、この「通関業務のテレワーク」、カーゴニュースさんの記事にもあるように、
実は結構ハードルが高いんです。

お客様の海外とのご商売の書類を扱うわけですから、情報セキュリティの問題もあるし、
そもそも法律で「通関申告書類の作成は通関営業所で行わなければならない」なんて
定められています。

そんな普通に考えたら「無理だろう」で終わってしまう通関業務のテレワーキングや、ワ
ークライフバランスなど「通関士の働き方」の問題に、業界内で積極的に取り組んで来
ているのが、記事内でも紹介された「女性通関士支援ワーキンググループ」です。


「女性通関士支援ワーキンググループ」は、通関業者の全国団体である(一社)日本
通関業連合会の中で2014年の7月にスタートした組織・・・というかグループです。

第一期が2016年7月までで、この8月から新たに「第二期」がスタートしています。

WGの目的としては、「女性通関士の意識の向上に向けたサポート」「女性通関士のネ
ットワーク化」を掲げていますが、最終的には通関業界全体に役立つことを目指して活
動しているとのこと。

活動としては年に1回全国ミーティング、年に2~3回、全国東西に分かれてミーティン
グを開催。

また、WGとは別に、2010年から毎年二月に「全国女性通関士会議」が開かれている
んですが、それと連携して、全国会議の翌日にセミナーを開催したりしています。

その他、密輸撲滅キャンペーンの実施方法やキャンペーングッズの見直しの提言を行
ったり、

去年の8月には、

「通関業・通関士のイメージアップ キャッチコピー大募集 最優秀賞にはクオカード1万円!」

なんて企画を行ったり。

どうしてもおじさんたちが中心になる業界団体の活動に新風を吹き込んでいます。


このWG、東京、横浜、大阪等々、全国各地区にある通関業会から20数名のメンバーがまっ
て活動しているんですが・・・

実はKAUぞうのところの女性通関士の一人も、WGの立ち上げ時からのメンバーなんです。
全国で20数名の内の1名ですから、結構すごいですよね。

これからもどんな提案や活動をしてくれるのか、活躍が楽しみです。


以上、通関業界って、意外と早くから「女性活躍」の取り組みをしているんですよ、ってお話
でした。


いかがでしたでしょうか。
読んで、少しは「へぇ」と思っていただけたのであれば幸いです。

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[2016/11/01 17:55] | 通関業・基本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
■ 通関士試験の話
「通関士試験の話」


急に秋めいてきました。

スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋・・・・いろいろ「秋」が言われますが、KAUぞうの業界では、
何と言っても「通関士試験の秋!」です。


財務省が管轄する国家試験である通関士試験は、年に1度、毎年この時期に行われます。

今年は10月2日の日曜日に「第50回通関士試験」実施です。

試験合格を目指す皆さんにとっては、いよいよ最後の追い込みですね。

今日はちょっと、この通関士試験と、通関士の資格について話そうと思います。


「そもそも通関士って何する人なの?」っていうのは、このブログを読んでいる方にはある程度分かって頂いていると思う・・・・のですが・・・。

Wikipediaを引用しちゃうと、

輸出入されている物品の輸出入者が通関手続(税関への手続)を通関業者に依頼をした際に通関手続きの代理代行並びに税関への申請をするのに必要な財務省管轄の国家資格、またはその資格を持ち税関から通関士の確認を受けて勤務している者を指す。

と言うことになります。

要は税関に対する申告手続きを代行する人間で、その為の資格です。

ちなみに貿易を行う会社が自社で通関手続きを行うには資格要りません。必要なのはあくまで他人・他社の手続きを「代理・代行」する時だけです。

裁判で弁護士を頼まずに自分で自分の弁護をするのに、弁護士の資格が要らないのと同じことですね。

この通関業務、試験に合格していれば勝手にやっていいのかっていうとそうじゃなくて、
「通関業」
の免許を持った通関業者に所属して、その会社の通関士として税関に「確認」を受けなければいけません。

その辺が、資格があれば自分で開業できる、弁護士とか税理士などとは違うところです。


さて、それではこの通関士、国家資格試験となると、どれくらい難しいの?
合格率は?
というのが気になりますよね。

過去5年のデータを見るとこんな感じです。

通関士試験過去

(財務省:平成28年第50回通関士試験受験案内 より)

この合格率ってどんなレベルかっていう話ですが、有名な資格と比較すると、例えば行政書士は

H23年8.1%、H24年9.2%、H25年10.1%、H26年8.3%、H27年13.1% 

なんで、大体同じくらいでしょうか。

ただし行政書士の方は、昨年H27年の受験者数が4万4千人以上だったんで、それと比べると一桁少ないマイナーな資格試験ではあります。


受験資格は、学歴、年齢、経歴、さらに国籍も制限なし。

「通関士」でぐぐると、ユー〇ャンで「受験資格なしで、誰でも受けられる国家資格!」なんてヒットします。

ですので学生さんが現役の内に取得したり、転職を目指す方が通信講座で勉強して取得したり・・・っていうのも結構あるようです。

試験は全部で3科目、(1)通関業法 (2)関税法、関税定率法、その他関税に関する法律等(3)通関書類の作成要領と手続きの実務 とあるんですが・・・・。

実はこの通関士試験、言い方が悪いですがちょっとした抜け穴があります。

通関業者に勤務して、税関に「従業者」として登録して5年以上たつと、(3)の実務試験が免除になります。
さらに通関業に従事して15年以上になると、(2)の関税法等々の試験も免除になります。

そうなると(1)通関業法だけの試験を受けて合格すれば通関士になれちゃうんです。

とは言え、KAUぞうのところも含めて、たいていの通関業者では通関士の資格に手当を出していますから、
通関業者に就職したら、1年でも早く通関士の試験に合格した方がお得です。

また、社内的にも、免除科目無しで合格した方が当然カッコいいですし、評価も高くなります。

5年経って1科目実務免除で合格すればまぁ普通。

15年経って2科目免除の1科目だけで合格したら・・・・え?あれ?まだだったの?みたいな・・・
多くは言いますまい・・・・。


KAUぞうのところのメンバーも、今年も何人か試験を受ける予定です。

この秋、新しい通関士が何人生まれるか楽しみなところです。

ちなみに昨年は1名合格しました。

パートタイムで勤務頂いていた方が全科目受験でただ一人・・・・。


いかがでしたでしょうか。

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[2016/09/21 22:52] | 通関業・基本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
■台風の季節です! 港の台風対策の話
「台風の季節です! 港の台風対策の話」


台風10号が迷走の末、関東地方をかすめて東北地方に上陸しました。

今年の台風は7号、11号、9号が北海道に立て続けに上陸するなど、「観測史上初」とか何十年ぶりとかの珍しいコースを取りました。

いろいろと被害も出たようで、被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。


台風9号が関東地方に接近・上陸した8月22日には、山手線が止まったりで、都内にお勤めの皆さんは帰宅も大変だったんじゃないでしょうか。


あの日は東京港、横浜港ともコンテナヤード※が朝から終日クローズとなりました。

※コンテナヤード:コンテナの海側での本船への積み下ろし、陸側でのトレーラーへの積み下ろしを行い、
一時集積しておく場所。陸上輸送 ⇔ 海上輸送、海上輸送 ⇔ 陸上輸送の中継を行う施設。
(写真:東京都港湾局HPより http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/yakuwari/toukei/P1020077.JPG )

お盆休み明けの貨物が多い時期でしたので、KAUぞうのところでも配車担当者は納品の日程変更にかなりドタバタしたようです。

どれほどお客様が貨物を急いでいらしても、台風によって船が遅れたり、船は着いていてもコンテナヤード自体が閉まってしまってはどうにもしようがありません。

そこで今回は、港、コンテナヤードにおける台風対策についてちょっと調べてみました。


当たり前ですが、コンテナヤードは海沿いにありますので、強風の影響を強く受けます。

そのため台風が接近・上陸するとなると、風に飛ばされないよう、通常5段積みしているコンテナを3段くらいに低く積みかえたり、コンテナ同士を金具でつないで固定したりの作業を行います。

ですので実際に風が強くなってきてから「そろそろ危ないから作業を中止しよう」となるのではなく、
結構早い段階で荷役はストップするようです。

また本船からコンテナを吊り下ろすガントリークレーンは、高さ50メートルもある構造物がレールの上を移動する仕組みですので、強風で煽られてレールの上を滑ったりしないよう固定する作業が必要です。

実際過去には、車輪を固定したにもかかわらず、突風でガントリークレーンが動いて衝突したり、風で曲がったりという事故も発生しました。


台風によって港で発生する強風以外のもう一つの災害に「高潮」があります。

東日本大震災の時に、仙台港のコンテナが流されたり散乱している映像が流れましたが、あれは津波によるもの。
「高潮」というのは津波とは別のメカニズムだそうです。

海に満潮干潮というのがあるのはご存じだと思いますが、東京では、「大潮」のときには、一番低いときと比べて2メートルも潮位が上がります。

「高潮」というのは、低気圧で海の水が吸い上げられて海面が上昇する「吸い上げ現象」と、
強い風が陸に向かって吹くことで海水が吹き寄せられ、海面が上昇する「吹上現象」、
この二つが台風によって発生しやすくなり、それに満潮が重なることで発生します。

津波ではなくて、海面自体が何メートルも上昇しちゃうんですね。

これに対しては、台風が来たときに対策をとるというよりも、普段から岸壁のかさ上げをしたり、防潮堤を作ったりの対策を行っています。

ちなみに海上コンテナ、長い方の40フィートで自重が4tくらいあるんですが、過去の高潮災害の記録によると、中身が空の場合、1段積みで27センチ、2段積みでも39センチ、ほんのひざ丈くらいまで海水につかると浮いちゃうそうです。


台風が連発する中、もうすぐ、9月1日は防災の日です。

毎年この日には各地で防災訓練などが行われますが、皆様の職場でも避難訓練などが行われるところが多いのではないでしょうか。

いま大規模災害で思い出すのは、何といっても2011年3月11日の東日本大震災です。
4月には熊本の震災もありましたが、それ以降、関東地方でも地震が頻発している気がします。

台風にしても地震にしても、普段からの備えが大切ですね。


いかがでしたでしょうか。

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[2016/08/31 16:24] | 時事ご案内 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
■ オリンピック開催目前 ブラジルといえばコーヒー豆?
いよいよリオデジャネイロオリンピックが目前にせまってきました。

皆さま観戦を楽しみにしてらっしゃいますでしょうか。

オリンピックというと景気が良くなったり、世界に対して開催国の威信を見せつけたり、
国を挙げたお祭り騒ぎというイメージです。

南米での初の開催となる今回のリオ五輪ですが、サンバと情熱の国ブラジル、大いに盛り上がるのかと思いきや、すでにいろいろな報道でご承知の通り、なかなかそういう感じにはなってないようですね。

治安や衛生面、ジカ熱など病気に対する懸念などが取りざたされ、そもそもブラジル国民の50%が開催に反対しているとの調査結果も出ているとか。

さらに現職の大統領、前大統領も開会式に出席しないという話もあります。

「オリンピックの開催は経済的にも政治的にも大きなプラスになる」、と言うのはすでに今は昔の話なのかもしれません。

この次、2020年は、日本で2度目の東京オリンピックを迎えます。

訪日客の増加と、それに伴うインバウンド消費拡大の大きなチャンスとして、政府は観光ビザの発給要件緩和や免税店の増加などを進めるようです。

東京五輪のロゴの問題をはじめ、新国立競技場建設をめぐるドタバタがあったり、開催時期がちょうど都知事の改選時期に重なるとか、いろいろありますが、なんとか大いに盛り上げて成功させ、経済的にもプラスにつなげたいところですね。


さて、ブラジルです。

実はKAUぞうのところのメンバーに、ブラジルからの輸入や、ブラジル向け輸出って扱ってるか聞いてみたんですが・・・いまのところないそうです・・・。

・・・で、ブラジルって日本との間でどんなものを貿易しているのか、ちょっと調べてみました。


ブラジル産と聞いてまず思いつくのがコーヒーですよね。

確かにその通りで、2015年の数字ですが、日本のコーヒー豆輸入に占めるブラジルの割合は32%でダントツ1位。
コーヒー豆の世界生産量でもブラジルが約30%を占めて1位でした。


ところがですね、日本が輸入しているある食品で、コーヒーより、もっとはるかに、ブラジル産が90%以上と言う圧倒的なシェアを占めているものがありました。

何だと思われますか?

なんと鶏肉です。


2013年の数字ですが、日本が輸入している鶏肉の実に93.5%がブラジルからのものでした。

全てがそのままスーパーに並んでいるわけではないのでしょうが、そんなにブラジル産が多いってのはKAUぞう的には驚きでした。

食肉を扱われている業界の方にとっては常識なんでしょうね。


ちなみにブラジルから日本に輸出している品物で一番多いのは鉄鉱石で、金額ベースで半分近くを占めます。

その次が食肉で、牛肉の輸出量も、オーストラリアに次いで世界2位です。

そして3位がコーヒー。4位アルミニウム。

逆に日本からブラジルに輸出している品物は、1位が機械類で約4割。2位が自動車部品で12%くらい。3位が自動車で約8%。
(いずれも2014年の数字です)

こう並べると、機械類の輸出ってのはお客様によっては有り得ますが、なるほど、なかなかKAUぞうのところでは扱わない品物が並びます。

鉄鉱石なんて言うのは、コンテナじゃなくて船まるごとに積んでくる世界ですから。



いかがでしたでしょうか。

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引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。



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[2016/07/28 16:05] | 通関業・基本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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